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冠婚葬祭と人々の繋がり
江戸時代に「籠掻き人足」」などを指して言っていた言葉が、葬式の棺桶担ぎとしてそのまま残っている言葉である。今は葬儀場で葬儀を行い、土葬はなくなったから、首に手ぬぐいを巻き、腰紐を巻いて床掘りする役も、棺桶担ぎをする六尺は要らなくなった。山間地では高齢化が進み、地縁も薄くなって、村落で最も大事な葬儀が業者任せになってしまった。
ろくしゃく
六尺

感情を表すことば
「ろくに」と同じ。下に打ち消しを伴って「ろぐだに挨拶もしねで(ろくに挨拶もしないで)」と使う。宿題などしないで遊びほうけていたから「ろぐだに勉強もしねで、遊んでばーしいる(ろくに勉強もしないで遊んでばかりいる)」と何度も注意された。周りもみんなしなかったから、成績が特に悪いと言うことはなかった。しかし、中学校に進級し、さらに高校生になって、着実に勉強する習慣が身に付いてなかったから、成績にも大きく響いた。
ろぐだに

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